みなさんこんにちは。アリゾナでブログを書いているユキです。

この記事では、音声メディアで発信をはじめた体験談と、

・やってみたいと思ってから実行するまでに、1年以上かかってしまったワケ

・新しいことに挑戦するときに精神的なハードルが上がってしまう理由

・新しいことへの挑戦で得られるものとは?

をみなさんとシェアしたいと思います。

何か新しいことをはじめたいと思っている方や、今何かに挑戦している真っ最中の方のお役に立つ内容だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

文字を読むより聴く方がいい方はこちら↓

やってみたいことを1年以上先延ばしにしていたワケ

「みなさんこんにちは、ユキ食堂のユキです」

この一文ではじまるポッドキャストの最初のエピソードを録音したのが1週間前。

でも、実は1年以上前から、音声メディアをやってみようと思っていました。

普段はやってみたいことがあったらすぐに行動する私が、どうしてこんなに時間がかかってしまったのかというと、

それは、音声を編集するのが難しそうだったのと、

特に声がいいというわけでもなく、たいして喋りが得意なわけでもないド素人の自分が喋るのを人に聞かせるってそもそもどうなの?って思ったからです。

オープニングをカッコよく作ったり、音楽を入れたり、

その音楽をひとつに決めるのさえなんだか億劫で…。

そして、忙しさにかまけてほったらかしていた結果、気づいたら1年以上の時間が過ぎていました。

さっさと始めればよかったのに、自分が残念すぎます!

音声メディアをはじめてみた

音声ミキサー

で、やっと重い腰を上げてポッドキャストを始めてみました。

実際にやってみてどうだったかというと、

思ったとおりめんどくさかったです^^

まず、ポッドキャストが声を録音して配信するってことくらいは知っていましたが、どうやって?の部分についてはまったく無知だったので、

その疑問をググるところからスタート。

どんなプラットフォームがあって、どうやって録音して、

それをどんなツールを使って編集するのか。

こんな情報は文字でも動画でもたくさんヒットするので、ほんとに便利な世の中になりましたよね。

ひととおり勉強したら(といってもたいして時間はかかりませんでした)、次は録音です。

わたしは、自分が思いつくままにスラスラ話せるわけがないとよくわかっていたので、原稿を書いて録音しました。

いざ喋ってみると、うわ~、喋るのってめちゃめちゃ難しい!?

原稿があるのに噛んじゃうし、

理想は速いスピードでサクサク喋りたいのに、自分では速く喋ったつもりでも録音したものを聞いてみると遅いし…?

テレビのアナウンサーの人たちってすごいなって尊敬しました。

で、録音初日は、録音しながらここダメだな…って書き直すうちに、そもそもこの原稿全体的に面白くないな…ってボツ。

それで、いちからやり直すことにしたのですが、もう夜遅い時間だったので、脳のスピードが遅くて原稿が進まず、その日は結局終わらなかったのです?

時間を費やしたのにできあがらなかっただけでなく、慣れない喋るという行為で思いっきり体力を消耗し、

何も生み出さずに疲れだだけ…。

その夜は、あまりにもダメダメな自分に落ち込み、やりきれない思いでふてくされながら寝ました(笑)。


翌朝気を取り直して、再び録音。(←復活は我ながら早いです^^)

今度はうまくいったので、というか、色々なことに目をつぶってうまくいったことにして、編集ツールでしくじったとこや余計な間を削除し、初投稿♪

そして、このブログを始めた頃に経験した、世界にこれだけ人がいるのに誰の目にも止まらないのか?という虚しい気持ちを回避すべく(笑)

SNSにもシェアしました。

このシェアするという作業も、ブログなら自分のブログ1媒体なので何も考えなくていいのですが、

ポッドキャストの場合、同時に複数のプラットフォームに自動配信されるので、

どれをシェアするか?など、こまごまとしたところでピンとこないことがあってとまどいました。

とはいえ、無事スタートすることができ、

その夜は、前の晩とは打って変わって、ずっと気にかかっていたことを実現できた達成感で、良い気持ちで眠ることができました。

達成よりもプロセスが楽しい

ものすごく意外だったことは、

あれ、わたし喋るの好きかも!って思えたことです。

その理由は、間違っても上手だからとか声が綺麗だからとかではなくて、

逆に下手すぎだから!(笑)

下手だから面白いんです。

だってこのレベルだと、これからの伸びしろがめちゃめちゃあるので、

続けていけば成長する可能性があるから。

だから好き?

これって、たとえばいつもテストで95点とってるコが、98点とってもたいして感動しないだろうけど、

いつも20点だったコが、ある日40点をとり、次に60点、70点…

そしてとうとう89点!90点まであと1歩!すごい!

みたいなことがおきるかもしれない感覚です^^

何かを達成することよりも、達成するまでのプロセスが一番楽しいっていうのは、

ここ数年いろいろやってみてわかったことで、

究極の真実だと思います。

新しいことに挑戦するときの精神的な障壁とは

音声メディアを始めた時に比べると、この夏始めたライターのお仕事は、何の躊躇もなくサクッと始められました。

どうしてそんなに簡単だったかというと、このブログを運営しながら身につけた経験と知識のおかげで、

ウェブライティングの分野で、技術的にわからないことがほぼゼロだったからです。

ある程度自信があったから、ともいえますね。

一方、音声メディアを始めるにあたっては、知らないことだらけで自信もなく、始めるのに時間がかかってしまいました。

このように、新しいことに挑戦するときは、

自分が知っている分野ならわりとスムーズに始めることができますが、

逆に未知の分野であればあるほど、始めるときの心の障壁が大きくなります。

そして、実際に始めてみると、思ったより簡単に進むこともあれば、

次から次にわからないことが出てきて、調べてばかりでなかなか思うように進んでいかないことも多いので、

いざ始めたものの、挫折してしまうケースも珍しくないかもしれません。

でも、たとえ挫折してしまったとしても、何か新しいことに挑戦するのは、やっぱり何かしらの学びのある体験だと思います。

新しいことへの挑戦で手に入るのは「新しいものの見方」

新しいことに挑戦することで、わたしたちが受け取ることができるのは、

そのプロジェクトで出来上がった作品や収入などの目に見える成果だけではありません。

それ以外の手に入るもので特に注目してほしいのが、「経験値」と「新しいものの見方」です。

特に「新しいものの見方」には、わたしたちの世界観をガラリと変え、もう二度とその見方を知る以前の自分に戻ることができなくなる決定的なパワーがあります。

新しいものの見方は、読む・見る・聞くといった情報を得るという知識ベースでも獲得できますが、

インパクトが一番強いのは、体験ベースで手に入れたときです。

誤解しないでほしいのですが、自分が知っている世界で変化なく暮らしていくのはまったく悪いことではないんです。

でも、ちょっと抽象的かもしれませんが、

わたしたちが生きている宇宙は常に拡張し続けているので、

わたしたち個人の世界観も広げながら生きていくと、

大きくなり続ける宇宙との調和がとれて生きやすくなるのではないでしょうか。

…と、物理とスピリチュアルをごちゃまぜにしたようなことを書いてしまいましたが、

わかっていただける方がきっといると信じています。

おわりに

思い通りに行かないじれったさや、知らないことばかりで上手にできないもどかしさ。

こういうムズムズするような居心地の悪い感覚を抱えながら、

またはクリアしながら、

新しいことに挑戦中の方、

そして、これから何か始めようとしているあなた。

たとえ失敗しても必ず学びがあるので、

ぜひがんばってくださいね?

「ユキ食堂」ページ

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