airplane
Mesa Airport
Credit: Yuki Kai

英語が全然上手にならない(泣)と焦ってませんか?

特に留学先や駐在先でもう何か月もたつのに、一向に自分の英語が上達しないときはツライですよね。

この記事では、サバイバル英語でアメリカ生活を乗り切ってきた歴10年以上のワタクシが、そんなあなたがラクになれる方法をご紹介します

英語ができない自分を認める

アメリカに引っ越してきてしばらく経つのに、思ったように英語が上達しなくて落ち込みがちなときに、ラクになる方法があります。

それは、

英語ができない自分を認める

です♪

英語ができない自分を認めるとラクになりますよ~。

ホントです。

でもね、落ち込むっていうことは、あなたにめちゃめちゃ見込みがあるってことです。

だって、あなたは今のあなたよりもっと英語できるはずだ!!!って既に知っているってことですから。

あなたはもっとできる逸材なのに(そうなんですよ!)、まだそのレベルに到達していない(ように見える)から落ち込んじゃうんです。

だって、最初っから自分には英語なんてムリって決めてる人は、英語ができなくても落ち込みませんからね。

ですので、(今は)英語ができない自分を認めつつ、努力を続けてくださいね。

本だけでなく、YouTube、Podcast など、英語のネタは星の数ほどあるので、好きなジャンルを繰り返し見て聞いて読んでインプットしていくのがおすすめです。

特にあなたの好きなこと、たとえば料理、車、旅行、ファッション、スポーツ…など自分の好きな分野のネタで楽しみながら。

キャプションも大いに活用して。

それに、アメリカに住んでいるのに英語の電話を全力で避けていた頃のはなし でもお話ししましたが、案外と英語ができないのは慣れてないだけってことは大アリですよ!

で、英語に慣れるには、とにかく実践しかないんです。

私の英語よく間違ってるんですぅ

日本人は渡米前にすでに頭の中に相当数の英単語が入っている人がほとんどです。

その何%を普段の生活で自然にアウトプットできるか?ですよね。

パーセンテージを増やすには、慣れるしかない。

で、そのときにラクになるもうひとつの方法。

私の英語よく間違ってるんですぅって開き直る。

実は、何を隠そうワタクシの英語間違い歴は本当にすごいですよ…。

たとえば、

仕事のメールで「以下をご覧ください」を

Please see bellow

と半年ほど書き続けていたんですけどね…。

半年後(遅っ)、あれ?なんとなくヘン?と不吉な予感がした午後、ググってみると bellow は「吠える」とか「怒鳴る」という意味でした…。

「以下をご覧ください」正しくは  Please see below。

あぁ…。

もうホントにやってられませんでしたね。

上司にも社長にも送ってましたよ、「怒鳴るの見てください」メール(泣)。

なんで誰も教えてくれなかったの~(泣)と吠える気力もないほど脱力したんですけど、読む人にとってわざわざ教えるほどの間違いではなく仕事に支障はないので半年も放置されていたわけです。

わたしはこのほかにも、それはもう消えてしまいたいほどのめちゃめちゃ残念な間違いを色々なところでやらかしています…。

で、なにが言いたいかというと、あなたの英語の間違いはあなたにとっては数日引き摺っちゃう超重大事項だけど、受け取る側は全然気にも留めてないだろうってことです。

みんな忙しいし自分のことしか考えていないので誰も覚えてません。

ですので、

ヘンな英語を話してしまうかもしれないのを恐れる必要はまったくありません!

ヘンな英語でも大丈夫なので、

毎日毎日、英語で話して、電話して、メールして、テキストして使いまくる。

そのときに、会話の練習にアメリカの知らない人同士の世間話、スモールトークの習慣を利用しない手はないので、列に並んで待っているような場面で前後の人が話しかけてきたらすかさず笑顔で反応。

レジのおばちゃんなんかとも会話。

その際、お喋りしておばちゃんのスピードが落ちたら後ろの人に悪いな、とか気にする必要ありません。

英語を聞き返されても個人的に受け取って落ち込まない

ひとつ覚えておいてほしいのは、日本人が英語を聞き返されるときは、英語が間違っているからよりは単純に声が小さくて聞こえなかったから(Soft-spoken)のことが圧倒的に多いということ。

わたしの韓国人の友人もソフト・スポークンなので、ちょっと騒がしいお店などに行くと、アメリカ人のご主人の声は普通に聞こえるのに、彼女の声だけ聞こえないことがよくありました。

彼女は責任ある仕事をしていて英語はほぼ完璧なんですよ。

ですので、英語を話すときは、意識して大き目の声ではっきり話すようにしてみるといいですよ。

そしてもうひとつ。

聞き返されたときにHuh?と言われるとバカにされたように感じる日本人は多いです。

果ては差別された!と怒っちゃったり。

これ、単純に丁寧な聞き返し方を知らないからですので、個人的に受け取らないで。

ちなみに英語で聞き返すときの王道表現は、日本の教科書にものっていた I beg your pardon? です。

気配りのできる人は、「すみませんまわりがうるさくて聞こえなくて」とか、「僕の電話のコネクションが良くないみたいで」といったかんじで、あなたは悪くないけど聞こえなかったという言い方をするんですけど、

普段よく聞くのは Sorry? が一番多く、ほかにもPardon? Excuse me? などがあります。

たとえHuh? ときても、不躾ではありますが単純に聞き返されているだけなので、もう一度はっきり繰り返せばOKですよ。

さて、声が小さかったからではなくてどうやら本当にあなたが言っていることがわからないとき。

I don’t understand what you are saying.

と切り捨てられることもあると思います。

それはもうバッサリと。

これ、痛いんですよね…。

特に英語に自信がないときにこれを冷たく言われると破壊力ハンパないですね…。

こんなときには、同じことをゆっくりはっきり言ってもダメなので、違う言い方で工夫して言ってみて。

その際、「私の英語がヒドくてすみません。英語できなくて…」と控えめな大和撫子モードになる必要はサラサラありません。

「は?私の英語がわからないなんて、不届きモノ!あなたそれでもホントに〇〇(都合の良い言葉を入れましょう)?」と強気でいきましょうね。

自分がやりがちな英語の間違いを最初にネタバレしちゃえ

わたしは職場でよくやり取りする人には、初期の段階で「わたし典型的な日本人だから、RとLよく間違うし、 THの発音はたぶん一生上手にできないし、 aとtheの使い方も微妙なのよね~」

と自分ができない英語ポイントをネタばれし、「だから、何かヘンって思ったら聞いてね!よろしく~ニコッ」 と愛想をふりまいていました。^^

すると、あら不思議、Your English is perfect とか思ってもないことをつい言ってしまうのがアメリカ人というものです。

あなたはそこで No, I’m not! とか否定せずOh, you are so kind?とか言ってフフン♪と機嫌よくいればOKですよ。

まとめ

思ったように英語が上達しないで落ち込み気味のときは、毎日努力しつつ

英語ができない自分を認める

・私の英語よく間違ってるんです、と開き直る

・英語を聞き返されても個人的に受け取らない

・誰もあなたの失敗のことなんて覚えてないので、失敗を恐れずにひたすら実践を積み重ねる

慣れたもん勝ちです。

がんばってね?

アメリカで働く・暮らすベーシック コラムページへ

マインドセット コラムページへ

Similar Posts