アリゾナの食べ歩き情報をお伝えしている Tucson Tuesday。
この連載では、わたしが友人からおススメを聞かれたときに教えてあげるお店を、お店の承諾なく勝手にとりあげています。
今日はツーソンのリゾートホテルの中でも特に優秀な Sunday Brunch が食べられる Loews Ventana Canyon Resort をご紹介します。
サンデーブランチ
一昨日の日曜日、かねてから美味しいと噂を聞いていた Ventana Resort のブランチに行ってきました。
このブランチは、日曜日の11:00 ~ 14:00、シーフード、朝食アイテム、サラダバー、BBQグリル、そしてデザートがずらりと並ぶ豪華なラインアップ。
落ち着いたラウンジ、カジュアルなレストラン、気持ちの良い外のパティオやプールサイドと食べる場所によって色々な雰囲気が楽しめます。
今ツーソンはまだ20℃台でそこまで暑くなく、野山には色々な花が咲き乱れている観光シーズンサイクルの最後のステージ。ですので、ブランチは満席のようでした。
ちなみに、夏のアリゾナは暑すぎて観光はオフシーズンになるので、ホテルやゴルフの料金は普段よりお安くなるようですよ。
今回はありがたいことに誘ってくれた友人夫婦が席を予約してくれていたので、ラウンジの大きなテーブルでの優雅なブランチになりました。
「シャンペンとミモザどちらがいいですか?」
と、トキメキ感あふれる質問からブランチがスタート?
みんなで乾杯してから、早速獲物を求め狩りに出かけました。
まずは海へ
最初はシーフードのテーブルへ。
クラッシュされた氷の山に生牡蠣や海老、ムール貝、セビーチェが並び、アメリカンな巻きのお寿司も3種類あります。
ここでのポイントはなんといっても生牡蠣です!
というのは、ホテル系のブランチバッフェは経営状態が悪化すると、まず最初に生牡蠣を出さなくなるからです。
牡蠣の次にスモークサーモンがなくなります。
そうやってわたしがお目当てにしていたものがなくなって行かなくなった残念なホテルが複数あるのですが、この Ventana ではそんな気配は微塵も感じませんでしたので大丈夫そう。
あ、それとここのセビーチェ、新鮮でとても美味しいです。
ミモザとの相性抜群です。
このセビーチェに牡蠣や大きな海老を投入して食べるのもおすすめですよ。
そして野山へ
最初のお皿のものを食べつくし、次に外のBBQグリルに遠征。
お野菜やベーコンを巻いたソーセージがじりじりといい具合に焼けています。
わたしのお目当てはプライムリブ。
係の人が切り分けてくれます。
このとき焼き加減を指定しないと切りやすい部分を与えられてしまいますので、レアが欲しい人はレアの部分としっかり主張しましょう。
わたしはそれを知らなくて、何も言わなくてもレアが出て来ると思っていたので、最初のプライムリブはミディアムでした(涙)
でもミディアムでも美味しかったです。
プライムリブもベイビーバックリブも、科学調味料の風味の一切しない美味しいソースで、イチから手作りした味を楽しめますよ。
テーブルに戻る前にレストランの中の朝食とサラダのコーナーに寄って、スモークサーモンとサラダやフルーツも追加。
サラダはベリーとトーストしたアーモンドを散らしてあるものが美味しかったですよ。
仕上げのデザート
デザートが素晴らしいです。
クレームブリュレも、何もかも?
小さな丸いチョコレートタルトの中にはラズベリーソースが入っていて、わたしの脳はとろけました。
ベイクドスモアとブレッドプディングを組合せて、ベリーチーズケーキからこぼれたベリー類と一緒に食べたら美味しかったので、この組み合わせはおすすめです。
アメリカでありがちな甘すぎて食べられないデザートは一切なし。
全部日本人でも大丈夫な甘さです。
素晴らしすぎます???
平日のランチ
ブランチは日曜日だけですが、平日もお食事できますよ。
1か月前ツーソンに大雪が降った日の Canyon Café のランチはこんなかんじでした。
メニューはバーガーやサンドイッチ、タコスなどアメリカン系です。
わたしのハンバーガーはちゃんとミディアムレアで焼いてあり、肉食の方が満足できる分厚さです。
ハンバーガーはこうでなくっちゃ!というくらいのボリュームで、口を最大限開いても齧るのが難しいくらい。
一緒にお食事したマダムの方々のお皿はすっきりしてますが、わたしのお皿だけなんだかすごいボリュームですね…。
Loews Ventana Canyon Resort 場所とウエブサイト
7000 N. Resort Drive, Tucson, 85750
サボテンやメスキートツリーの自生するツーソンらしい山の麓にあり、敷地内に滝もある美しいロケーションです。