ドレスデン|緑の丸天井で悟った死ぬときのこと
ドレスデンの緑の丸天井博物館で、ザクセン王家が集めた豪華絢爛な宝物を前に気づいたことを綴ります。
注文したのは Thüringer Rostbrätel という豚肉料理 と、Burgunder Pfanne という牛肉料理 。Rostbrätel はマリネした豚の首肉を、チューリンゲン名物のソーセージ風に炭火で焼いてマスタードを添えた料理で、ウエイトレスさんおすすめの揚げたじゃがいも bratkartoffeln も一緒に注文してみました。牛肉料理のほうは、マッシュルームたっぷりの赤ワインソースに、アンディーブが添えられ、バゲットもついてきます。Burgunder Pfanne の Pfanne はフライパンの意味で、料理が熱いフライパンにのったまま出てきます。
イエナは知る人ぞ知るといったかんじのなかなか文化的に渋い街です。バックグラウンドとしての注目ポイントはカール・ツァイス、エルンスト・アッベ、オットー・ショット、そしてイエナ大学とシラー。ランドマーク的には近代的なイエナタワーが街の中心に立っていて、展望台から街を見渡せます。
Wernbacherのモーツァルトトルテは、スポンジ生地の上にムース状のチョコレートとバニラクリーム、その上にキャラメルソースが層になっていて、サイドにはローストしたアーモンドスライスが。ターフェルスピッツは有名なオーストリア料理のひとつで、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が好んで食べたといわれる牛肉と野菜の煮込み。グラーシュは、パプリカやその他の香辛料の効いたビーフシチューです。
ザルツブルクのランドマーク、ホーエンザルツブルク城 1077年にヘルフェンシュタイン・ザルツブル…
ザルツブルク2日目、モーツァルトが住んでいた家に行ってみることにしました。 ちなみにザルツブルクにはモーツァルトの生家もあります。レビューを読んでみると、生家 (黄色)よりも住居(ピンク)のほうが展示物が充実しているという方が多いようです。でもモーツァルトファンならぜひとも両方押さえたいところですね!一方、モーツァルトの住居の近くにあるドップラーの生家は、一般公開はされていないようですが、家に記念のプレートがあります。
この旅でどうしてもはずせないことのひとつが、ザッハトルテの老舗、ウィーンのザッハホテルで本物のザッハトルテを食べる、でした。 なので、夕食後ザルツブルクの街を散歩していて、偶然ザッハホテルが目の前に現れたときには動揺しました。 ザッハトルテがこんなところに! 食べたい! でも、やっぱりちゃんとザッハトルテ発祥の地のウィーンで食べるべきか…?
ザルツブルク最初の夜。 Johanneskeller というオーストリア料理のカジュアルなレストランに行ってみました。 アメリカよりも夕食の時間帯が遅めのようで、土曜日夜9時、とても賑わっていました。 ほぼ満席でしたが幸い待つことなく、英語OKの金髪のお姉さんに案内されて店の奥へ。 頼むと英語のメニューを出してくれます。 まずは生ビール。そしてオーダーしたのは アペタイザーのディップと豚肉の煮込みのダンプリング添え。
ティットモニング城は、1234年、ザルツブルク大司教エーバーハルト2世が、勢力を強めていたバイエルン州のブルクハウセンからの護衛を目的に建設の後ろ盾になったといわれています。その後、ティットモニングの街はバイエルン領になったり、ザルツブルクが取り戻したりのドラマを経て、ナポレオン戦争後の1816年に完全にバイエルン州に併合されました。
これからしばらく、2年前の秋に訪れたザルツブルク、イエナ、そしてウィーンへの旅を辿ります。9月のはじめ、ツーソンからヒューストン経由でミュンヘン空港へ到着し、VWゴルフ似のシュコダに乗り込んでザルツブルクへ向かいました。途中なにやら城塞のある可愛らしい街に差し掛かりました。街の名前はティットモニング Tittmoning。車を降りて探検してみることにします。