アメリカで活躍するイケメン・ジャパニーズのみなさん、こんにちは。
今日はイケメン・ジャパニーズのあなたにぜひ押さえてほしい日常ベーシックを3つご紹介します。
あなたも恐らくご存知の超ベーシックなものばかりですが、果たしてちゃんとできているかしら?
ぜひチェックしてみてくださいね。
サンキューとプリーズ
「サンキュー」「プリーズ」どちらも、アメリカ文化の中で育つ子どもたちが、家庭やプリスクールで最初に徹底的に教わる言葉です。
アメリカで「サンキュー」と「プリーズ」を言うことが大事なことは、日本でもよく知られていると思います。
あなたもご存知ですよね?
何かをもらったり、何かしてもらったりしたら「サンキュー」。
何かお願いするときは「プリーズ」。
子どもたちは、サンキューとプリーズを言う場面で口から出てこないときには、親からWhat do you say? などと優しく促されながら、少しづつサンキューとプリーズを言う習慣を身に着けていきます。
そして、ちゃんとサンキューが言えたら、You’re very welcome! と満面の笑顔で返してもらったり、プリーズと上手に言えたら、ちゃんと言えて偉いわねぇなどと褒められつつ欲しいものをゲットできたり、とポジティブな体験を積み重ねて、サンキューとプリーズが言えるようになるのです。
小学校低学年ですでにThank you for ○○ のかたちでお礼が上手に言える子がたくさんいます。
たとえばお友達の家にお泊りに行ったら Thank you for having me とスラスラと普通に言えます。
プリーズも同様です。
(両親が外国人で、両親の出身国コミュニティーにどっぷり浸かっている子どもの場合は、必ずしもサンキューとプリーズが身についているとは限りませんけど^^)
そのようにして育ってきたアメリカ人、彼らが親になったら、また同じように子どもにサンキューとプリーズを教えます。
こどもに教える過程で、何度も繰り返しサンキューとプリーズが大事だと親である自分の頭にも叩き込むことになるので、アメリカで子育てをした人にとってサンキューとプリーズは鉄板中の鉄板です。
そこにサンキューとプリーズをあまり言わない外国人が現れたら?
かんじ悪いのは当たり前ですね^^
自分の子どもですら2歳で言えていたことを言えないのね~、となります。
ですので、ぜひぜひ、サンキューとプリーズはマスターしてくださいね♪
なんとなくですが、プリーズは英文の一部として頭に定着していてスムーズに言える日本人が多いようですが、サンキューはときどき省略?している人がいるような?
日本では「ありがとう」と口に出すかわりに会釈でなんとなく事足りてしまったり、
「ありがとう」の場面がなぜか「すみません」「申し訳ありません」と言い換えられることもありますからね。
そもそも「ありがとう」をあまり言わない家庭も多いのかも。
あなたがあまり「ありがとう」と言わない家庭で育ってきて、なんとなく「ありがとう」と言うのが照れくさいなら、今日あなたのご家族、またはまわりの方に「ありがとう」と言うことから始めてみて♪
奥さんが美味しいごはんを作ってくれたら、毎日「美味しいごはんをありがとう」。
お子さんが何か優しいことを言ってくれたら、気遣う気持ちに「ありがとう」。
イベントでもなんでもいいので、ことあるごとに、「いつもありがとう」。
そのときには必ず相手の目を見て。?ココ重要
ついでににっこりできると尚更良いかんじですね~♪
毎日の生活で「ありがとう」と言い慣れておくと、アメリカの職場でもスムーズに口から出てくると思いますよ。
上級編として、「ありがとう」以外の感謝の仕方、たとえばごはんが美味しかったらこのおかず美味しいね!と褒めてみるなど、色々工夫してみてくださいね♪
シェア
さて、タイトルにベーシック3つと書きました。
最初のふたつは「サンキュー」と「プリーズ」。
では最後のひとつは?
それは、「シェアShare」 です。
例をあげますね。
まだ言葉を話せない子どもが、図書館の幼児コーナーのおもちゃで遊んでいます。
そこに別の子がやってきて、そのおもちゃで遊びたくて手をのばしてきます。
でもおもちゃで遊んでいる子は、そのおもちゃを独り占めしたいので絶対に貸さないそぶり。
そこですかさず親の声が飛ぶのが「シェアShare!」 です。
このシェア、わたしの娘が小さいときに接してきたご家族のほとんどがクリスチャン系の白人だったので、キリスト教的躾かもしれませんね。
分け与える文化というのでしょうか。
そのせいか、会社に自腹でドーナツやベーグルを買ってきてみんなにシェアしたり、家でお菓子をたくさん作って会社でふるまったりする人がアメリカには多い気がします。
そういえば、日本のおみやげ文化にちょっと似ていますね!
あと、会社のキッチンにコーヒーを取りに行くときに、私今からキッチンに行くけど何かとってきてほしいものある? I’m going to kitchen to get some coffee. Do you want me to bring something? とまわりの人に聞く人も多いです。
この「キッチンに行くけどあなたも何かいる?」、サンキューとプリーズほどの絶対性はないものの、お客さんが家にいるときなどに子どもにお客さんに聞いてくるように教える家庭が多いので、Nice to have(できたらなおさら可)的躾項目に入っているのではないかと思います。
わたしの娘もDo you want something from kitchen? とわたしによく聞いてくれていました。
何も要らなくても、気遣いが嬉しい一言で、その場の雰囲気が柔らかくなりますよね。
お財布が寂しいのにムリしてドーナツを買う必要はないし、キッチンに行くけど、と誰にでも声をかける必要はまったくありませんが、できるとちょっと好感度アップするかもしれませんよ。
それに、他人は案外誰がドーナツを持ってきてくれたかを覚えているものです。
たった一度でも^^
それに「この間のドーナツ美味しかったです。ありがとう。」と声をかけられて会話がスタートし、職員同士良い関係を築くきっかけになることも多いにあると思いますよ。
さきほどおみやげにも少し触れましたが、前職で日本から出張で来られる方も、おみやげのお菓子をきっかけにありがとうと声をかけられて仲良くなっている場面、よく見ていました。
おわりに
いかがでしたか?
今日の在米イケメン・ジャパニーズに押さえてほしい日常ベーシック、すべてアメリカ人が子どものときに受ける躾がベースのものですね。
生活文化を理解するって大事なことなんだなって思います。
もしあなたがアメリカ滞在中に現地の家庭とつきあう機会があったら、ぜひ積極的にかかわってみて。
アメリカでスムーズに暮らしていけるヒントが見つかるかもしれませんよ。
ではでは、今日も仕事のできるイケメン・ジャパニーズとして頑張ってくださいね?
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