あなたは人にどう思われるかが怖いですか?
この「人」には、両親・家族・友人・友人の友人・同僚・近所の人・知り合い…とあなたのまわりのすべての人が入ります。
もしあなたが人にどう思われるか気にするあまり、やってみたいことをできていないのなら、それってもったいない!
この記事では、あなたにそんなもったいないことを今すぐ辞めて、限りある生きている時間をもっと楽しんでもらうために、
人にどう思われるか気にしない方法を解説します。
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人にどう思われるか気になるのは日本人だけではない
人にどう思われるかを気にするのって、なんとなく日本人特有の心の問題のように思えますよね?
でも、実はわたしが住むアメリカにも、人からどう見られているのかを気にする人は 人種・国籍・性別に関係なく大勢いるんです。
とはいえ、人にどう思われるかを気にするのは必ずしも悪いことではないんです。
なぜなら、それがモチベーションとなって、仕事やプライベートで自分を高め頑張っていけることもあるから。
でも、一般的には、普段人にどう思われるかを気にする度合いが高いほど、ストレスレベルが高くなってしまうようです。
そして、失敗して笑われるのを恐れるあまりやりたいことをあきらめてしまったり、
自分を実物よりよく見せるために、身の丈以上の高級品や家、バケーションにお金を使って借金だらけになってしまう人たちもいます。
そのせいか、「人にどう思われるかを気にしない」というテーマは関心がとても高く、アメリカのモチベーション系の講演で頻繁にとりあげられていて、このテーマを語るのが最近のトレンドとも感じられます。
ひとからどう思われるか気にするのをやめると、世界が拡大する
2018年4月にこのブログを始めたわたしにも、他人からどう思われるかを気にする瞬間がありました。
SNSでいいねが少なかったら恥ずかしい?
最初の瞬間は、フェイスブックのグループ掲示板に初めて自分の記事をシェアしたときでした。
わたしは名前も顔も出してブログを書いているし、このブログの前に服作りの趣味ブログを書いていたので、フェイスブックの自分のアカウントで記事をシェアするのは何の抵抗もありません。
それなのに、掲示板に初めてシェアしたときは、実は少し勇気がいりました。
なぜかな~と考えてみると、公の掲示板に自分の記事をシェアして反応が悪かったら、それを友人に見られるのが恥ずかしいと感じたからです。
でも、わたしには記事を通して人の役に立つというはっきりした目的があって、もっと役に立つにはもっとたくさんの人に読んでもらうしかないとわかっていました。
ですので、アリゾナ関連の記事はアリゾナ日本人会の掲示板にシェアしてみることにしたのです。
すると、予想以上の人に記事を読んでもらえて、いいねやコメントの数と実際に読まれる数には関連がないことがわかりました。
いいねがつかなかったら…なんて心配はまったくムダだったのです。
もしまったく読んでもらえなかったとしても、それはそれでまた貴重な経験になったと思います。なぜなら、そこからどうして読まれなかったのか原因を探ることができるからです。
また、フェイスブックだけでなく、インスタグラムなどの複数のプラットフォームで自分の記事をシェアしてみることで、それぞれの傾向の違いがわかったし、フォロワーといいねの数はたいして重要ではないということがはっきりしました。
すべてやってみないとわからなかったことです。
かっこ悪いヘンな人と思われるのが怖い?
自分の離婚経験などの記事をシェアしたときは、さらに勇気が必要でしたね。
ユキさんって浮気されて離婚したらしいよとか、自殺しようとするくらい暗い人らしいよとか、かっこ悪いみじめな女と思わたらイヤだなという恐怖感がありました。
でもね、このときもやっぱり人の役に立ちたいという目的のほうがはるかに大きかったので、
人にどう思われるかより、過去のわたしのようにつらい思いをしている人がわたしの記事を読んでラクになれる可能性のほうが圧倒的に大事だと思えたのです。
一度壁を乗り越えてしまうと、人にどう思われるかはどうでもよくなります。
ホントです!
怖いのは最初だけ^^
魂と肉体が別モノだとわかったというような、ヘンなひとと思われそうな要素満載の記事など、その後も色々シェアしましたが、
結果は、「自分も頑張ろうと思いました」と言ってもらえたり、
「まったく同じ経験をしました」と共感してもらえたりと、良いことしかありませんでした。
何をどう感じるかは人それぞれだから気にしなくていい
そういえば、アリゾナに引っ越して来て大学で勉強しようと思い、まずコミュニティーカレッジで授業を取り始めたときは、「〇〇カレッジなんて~」とショボい学校発言されたこともありましたね。
でも、大学に編入して卒業するというはっきりした目的と、当時日本人のひとりもいない学校で、英語の授業についていこうと毎日努力している自分を認めていたのでまったく気になりませんでした。
↑ポイント①「自分を認める」
カクテルドレスをたくさん作って服作りのブログに載せていたときは、「あんなの作ってどこに着て行くのって〇〇さんが言ってたわよ」とか。
このときも、ファッションショーのランウエイで使われるレベルの布で、内側も手を抜かずに仕上げる自分の服が好きで自信があったので気になりませんでした。
↑ポイント②「自信を持つ」
あれ?もしかしたら、わたしちょっと自信過剰のナルシストっぽいですね?笑
でもそれも、人にどう思われるか気にならなくなる秘訣のひとつかもしれません^^
旅行や食べ歩きの記事も、自慢?と冷ややかな目で見る人が一定数いることも知っています。
でも、人の捉え方はそれぞれと理解しているので、そういう見方もアリ。
まったく気になりません。
なぜなら、そんなことよりも自分の記事でひとりでも多くの人の役に立つという目的の方がやっぱり大事だからです。
↑ポイント③「目的を持つ」
目的か自信、どれかひとつでいい
わたしの経験からいえること、それは
はっきりした目的か自信のどちらかひとつがあれば、人にどう思われるかは気にならない
ということです。
ここでいう目的は、「僕が開発する〇〇で世界を救ってみせる!」みたいな壮大なものでもいいし、他愛ない自己満足的なものでも十分ですよ。
人にどう思われるか怖くてできなかったことをやってみよう!
1.思考パターンに気づこう
「人にどう思われるかを気にせずに好きなことをする」最初の一歩は、あなたの思考パターンに気づくことです。
あなたには、前から「してみたいな~」と思っているけど、まわりの人にどう思われるかが怖くてできていないことがありませんか?
たとえば…
- 自分の外見に自信があるのでインフルエンサーになりたいけど、うぬぼれてるって思われそう(注:インフルエンサーには美男美女でなくてもなれます)
- 習っている楽器や武道が上手にできるようになったのでYoutubeチャンネルを作りたいけど、たいしたことないじゃんって思われそう
- 自分で作ったアクセサリーをネットで売りたいけど、そんなの売れるのって思われそう
- 子育てが一段落したから学校に行きたいけど、この歳で行ってどうするって言われそう
- 大学を辞めて自分の会社を始めたいけど、親が反対しそう/上手くいかなかったらやっぱりねって言われそう
- ヴィンテージカーを買って自分でリストアして乗りたいけど、ムダなお金使って!って嫁が反対しそう
- お金を貯めたいので実家に戻りたいけど、まわりからカッコ悪いって思われそう。
- ブログを始めたいけど、そんなの誰が読むのって言われそう
- 会社を辞めて起業したいけど、嫁/夫が反対しそう/失敗したらやっぱりねって言われそう
- テレビに出てみませんかって言われたけど、失敗したらイタイって思われそう
- 本当は工学部ではなくて文学部に行きたいけど、親に就職に有利なところじゃないとダメって言われそう
…
上にあげた例は、前半部分は「あなたが実行すれば実現すること」
(起業が成功するかはわかりませんが、起業は実現できますよね)、
後半は「そう思われるかもしれないし思われないかもしれないこと」ですね。
このように、人にどう思われるかが怖くて最初の一歩を踏み出せないときの思考パターンは「〇〇をしたいけど、○○に○○って思われそう」なんです。
ポイント
人にどう思われるかが怖くてやりたいことをできないときの思考パターン
「〇〇をしたいけど、○○に○○って思われそう」
このパターンを破ってしまいましょう♪
2.いつもの思考パターンを破る
では、「〇〇をしたいけど、○○に○○って思われそう」の中の「〇〇」をあなたの言葉に置き換えてみてください。
「〇〇をしたいけど、○○に○○って思われそう。」
紙に書いてみるのもいいですね。
では、前半部分の 「〇〇をしたいけど」 と後半部分の「 ○○に○○って思われそう 」を比べてみましょう。
今のあなたにとって、どちらが重要ですか?
1年後のあなたにとってはどうですか?
5年後、10年後、さらにその先は?
そのしたいことを実行すると、何かリスクがありますか?
たとえば、始めるのに初期投資がかかる、学校を辞めたら今までもらっていた親の援助がなくなる、仕事を辞めたら収入が不安定になって家族が困る、など。
そのリスクをあなたは引き受けられますか?何か対応策がありますか?
もしそのリスクを引き受けられるなら、
またはリスクなんてそもそもないなら、(←このケース、多いです^^)
おめでとうございます!!!
今日実行できますね!(あ、人の道に反することは絶対にダメですよ)
今日が物理的にムリなら、今日段取りを立てていつ絶対にすると自分に約束してみませんか。
わたしはあなたに行動を起こしてみてほしいのです。
なぜなら、行動を起こすことが、人にどう思われるか気にならなくなるカギだからです。
ですので、 今までの慣れ親しんできた
「〇〇をしたいけど、○○に○○って思われそう」
ってセリフが頭の中で聞こえてきたら、これからは
「〇〇をしたいけど、どうすればできるかな?」
と瞬間的に言葉を入れ替えてみてくださいね。
ポイント
人にどう思われるかが怖くてやりたいことをできないときの思考パターンの破り方
「〇〇をしたいけど、○○に○○って思われそう。」
↓
「〇〇をしたいけど、どうすればできるかな?」
失敗して笑われる確率、何%か知ってる?
人にどう思われるか気になる一番大きな原因は、失敗した自分を笑われるのが怖いということです。
だけど、失敗するかどうかは実際にやってみるまでわからないし、失敗しても笑われないかもしれないのです。
数学専攻のわたしが数字で具体的に示してさしあげましょう。
成功するかどうかが50:50で、笑われるかどうかも50:50なら、
失敗して笑われる確率はたった25%なんですよ。
そうならない確率(成功する確率+失敗しても笑われない確率)は75%なので、こちらのほうが断然可能性がありますよ^^。
可能性が大きい方に賭けるほうがよくないですか?
おわりに
いかがでしたか?
人にどう思われるか気にしない方法は、自分の思考パターンを変えて行動するだけ。
とてもシンプルですね!
繰り返しますが、はっきりした目的か自信があれば人にどう思われるかは気になりません。
そして、その自信は行動を起こすことで増幅させることができます。
だから、行動を起こすことが大事なんです。
行動を起こすことが、人にどう思われるか気にしない自分になるカギですよ。
ぜひ今日からやってみて!
世界が広がりますよ^^