ヴェローナの美味しいトラットリアで食べたアンチョビのパスタ(Bigoli con le Sarde)を、手に入りやすい材料で簡単に作れるようにアレンジしてみました。
ヴェローナのトラットリアでの体験記はこちら:
ヴェローナ 郷土料理レストランのおすすめ
ヴェローナで食べたアンチョビのビゴリ
ヴェローナのトラットリアで食べたのは、ビゴリ(Bigoli)というスパゲティより太いパスタ。
手打ちの麺がモチモチで美味しかったのですが、ビゴリは手に入りにくいので、このレシピでは見た目が似ているブカティーニを使いました。
ブカティーニのほかに太目のスパゲティでも美味しくできます。
ソースの個性が強いので、細いパスタや薄いパスタよりは太さのあるパスタのほうが合いますよ。
アンチョビとトマトのブカティーニ
材料(2~3人分)
トマト 10 oz/300g 種と芯をとり1㎝くらいの角切り(この記事ではローマトマト3個を使用)
にんにく 1~2かけ みじん切り
アンチョビ 2 oz/56 g 缶 オイルを捨てる
オリーブオイル 大さじ2~3
白ワイン 大さじ2
パスタのゆで汁 大さじ2
ブカティーニ 220 g (1/2袋)(太目のスパゲティ―でも。分量はお好みで)
白コショウ(お好みで)
作り方
1.パスタ用のお湯を沸かします。ソースにアンチョビの塩気がきいているので、茹でるお湯用の塩は少な目で。同時にほかの作業をしながら、パスタを袋に表示されている調理時間マイナス1分茹でます。
2.フライパンにみじん切りにしたにんにくとオリーブオイルを入れ、中火にかけます。
3.にんにくの香りが出たら刻んだトマトを入れ、強火にして炒めます。
4.トマトが崩れてきたらアンチョビを入れ、ほぐしながらスパチュラの背でつぶすように炒めます。アンチョビはわりとすぐ溶けてソース状になります。
5.白ワインとパスタのゆで汁を入れ、大きく混ぜながら火を通します。とろみがついたらお好みで白コショウで味を整えます。アンチョビの塩気があるので塩は加えなくていいと思いますが、念のため味見をして必要なら調整してください。
6.ゆであがったブカティーニをフライパンに入れ、大きくかきまわすように混ぜてソースをなじませます。お皿に盛ってできあがりです。
トマトを湯剥きして固形分のないソース状に仕上げるとヴェローナのトラットリアのものにさらに近くなります。
より簡単に作りたいときは、トマトソースにアンチョビを溶かし込むといいですが、ソースに塩分が入っている場合は塩分きつめに仕上がるかもしれません。
ワインは白ワインが合いますよ♪