ウフィツィ美術館を好きなものだけ見る作戦で1時間ほどで出ると、来た時にはどしゃ降りだった雨が上がっていました。
同行者男子ふたりは楽器屋さんで遊んでいるというので、
ポンテヴェッキオから待ち合わせ場所のドゥオモまで、写真を撮りながら散歩してみました。
この記事ではフィレンツェのストリート風景を写真中心にお届けします。
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背がすらっと高くて、遠くからでもお洒落オーラがはっきり伝わってきた彼女。
黒のトップとロングカーディガンに黒のアクセサリーに、靴も黒。
同じ色で違う質感の素材の組み合わせが、外の光でツヤ感にバリエーションが出て素敵です。
頭のてっぺんからつま先まで、これぞフィレンツェというかんじの完璧さ。
歩く姿の格好良さに惚れ惚れしました。
たくさんお買い物された様子の女性。髪の色のグラデーションをそのまま服のコーディネートに取り入れているのがスゴい!
一見すべてシンプルな普通の服だけど、着込んでこなれたかんじのジャケットはおそらくカシミヤで、手作業のスティッチ仕上げ。
パンツはジャッカード織で、同系色のパターンが織り込まれています。
そして極めつけは、雨上がりの汚れそうな状況でもシミひとつない白のレザースニーカー。
彼女もまた歩く姿が格好よかったのです。
観光客か地元の人かは、歩く姿を見るだけで歴然としていました。
ちょうど夕方ということもあり、ショップ前の通りでパーティー?ハッピーアワー?的に飲んでいる場面にいくつか遭遇しました。
上の写真は Bianca e Nardi というバッグのブランドのショップの前。男性たちのジャケットの着こなしがすっきり洗練されてますね。
ポンテヴェッキオでも同じようなパーティの光景。こちらは Temple St Clair。
このブランドのデザインは大好きですが、わたしが持っているのは数年前に Target (アメリカの大手ストア)がコラボしてくれたときのもの…。本物は値段のゼロがふたつみっつ多いんです…。
このお店のショーケースに入った本物は素敵に輝いていました?
お洒落な風景の中で、お菓子のウインドウの誘惑?
ゆっくり気の向くままに写真を撮りながら歩いて、待ち合わせ場所のドゥオモに到着しました。
天にむかって伸びゆく美しさに、ため息。
最後にミケランジェロ広場から見たフィレンツェの眺めをどうぞ。
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