ツーソンをはじめアリゾナの食べ歩き情報をお伝えしている Tucson Tuesday。
わたしが友人からおススメを聞かれたときに教えてあげるお店を、お店の承諾なく勝手にとりあげています。
今日は、ツーソンで和食以外のシーフードを食べたいときにおすすめの、El Berraco をご紹介します。
【アリゾナのみなさんへお知らせ!】
今年もTucson Japanese Festivalが開催されます。
毎年大人気の餅つきや、和太鼓など賑やかで楽しいフェスティバルです!以前記事で取り上げたTakoyaki Ballsも出店されるようですよ?
2019年1月19日(土)11:00~15:00
Tucson Chinese Cultural Center
入場料5ドル(5歳以下は無料)
メキシカン・ストリートフードBK Tacosのオーナーが仕掛けたシーフードレストラン
ツーソンの1st ストリート沿いに潜水艦っぽいデザインの建物があります。
そこが El Berraco。
以前 Tucson Tuesday でご紹介した BK Tacos のオーナーが手掛けるシーフードレストランです。
メニューは見事にシーフードのオンパレード!
魚介類が苦手な人のご機嫌をとるような肉料理などはなく、シーフードの入っていない料理はワカモレ、野菜系オンリーのタコス、そしてデザートくらい。
ですので、このレストランはシーフードラブな人と一緒に行くのが正解です。
El Berraco のランチに行ってみた
まずはトルティーヤチップスとワカモレのディップ
まずはワカモレとチップスをつまみながらメニューを熟読。
美味しいワカモレにはプランテイン(加熱して調理することが多い 南国のバナナの一種 )のチップスが刺さって出てきます。
美味しいタコの秘密
このタコ料理、El Octopus といいます。
タコやイカなどは火加減を間違うとすぐにゴムみたいに固くなってしまいますよね?
でも、この El Octopus はちょうどいい食感なんです。
美味しいヒミツはタコの産地と調理法にあります。
このタコ、メキシコ南東、ユカタン半島にあるカンペチェ州(Campeche)から取り寄せているのだそう。
オーナーさんが色々な産地のタコを試した結果、カンペチェ州のタコだけなぜかあまり縮まず柔らかく仕上がるということがわかったのだとか。
そして、調理法。
丸のままのタコを熱湯に45秒浸しすぐに氷水につけます。そしてまた熱湯に45秒そして氷水、とこの作業を繰り返します。(何回繰り返すかは企業秘密)
その後で唐辛子やレモン汁の入ったマリネ液に漬け込み、仕上げにグリルで表面を炙ります。
付け合わせはサラダとシラントロライス。
シラントロライスはえ?これってほんとにパクチー?ってかんじの優しい味です。南米系の料理にはよくシラントロとお米の組み合わせが出てきますが、このシラントロライスもいいかんじです。
Sea Aguachile
Sea Aguachile は海老、帆立、タコのマリネです。セラーノと呼ばれる青唐辛子などがふんだんに入っていて刺激満載!
トスタダス
大きめのトルティーヤを揚げたりグリルしたトスタダス(Tostadas)とセビーチェ系シーフードを組み合わせたトスタダスメニューも豊富です。
上の写真のような見るからに辛そうなソースを使ったものだけでなく、マヨネーズやワカモレを使ったものなどバリエーションも色々ありますよ。
おまけ:BK Tacos のミチェラーダも飲める
BK Tacos の記事でご紹介したあのナゾの人気カクテル・ミチェラーダ(Michelada )も飲めますよ。
El Berraco 場所とレビュー
El Berraco
2960 N 1st Avenue, Tucson AZ
yelp のレビュー
駐車場はお店の前と向かって左横です。
わたしはランチ時間に行ったのですが、店内・パティオともカジュアルなかんじで、お子様連れでも大丈夫な雰囲気でした。
参考記事:
Awesome octopus plated at El Berraco by Matt Russell on Inside Tucson Business
El Berraco: Desert Submarine with Torpedoes of Flavor by Jackie Tran on Tucson Foodie
おわりに
El Berraco いかがでしたか?
シトラス系の酸味と唐辛子の刺激を組み合わせたシーフードメニューは暑い地方にぴったりの食べ方、アリゾナの長い夏にぴったりですね。
年末年始には珍しく雪が降ったアリゾナですが、また暑い日が来るのがほんのちょっとだけ楽しみになるレストランです。