先日旅行から帰ってきたら、アリゾナが急に寒くなっていてびっくり!
これ、わたしは嬉しいんです。
いよいよ外遊びができるし、ジャケットやブーツなど寒い季節のお洒落も楽しめる。
それに、朝のコーヒーが普段より美味しく感じるし、煮込み料理や鍋料理などもいいですよね。
さて昨日、
Lee Lee という地元のスーパーの野菜売り場でポロ葱(leek)が美しく輝いていたので、ポロ葱とじゃがいものスープ(Leek Potato Soup, vichyssois)を作ろうと一本買いました。
そして、お魚売り場のショーケースを覗いてみると、あさりのような貝を生きたまま売っているではありませんか!
売られていたのはアメリカでよく見かけるマニラクラム(Manila Clam)というアサリとハマグリの中間くらいのサイズの貝です。
ポロ葱とジャガイモのスープにこの貝を入れたらめちゃめちゃ美味しいクラムチャウダーになりそう?
1パウンド即買いしてしまいました。
そんなわけで、昨日の夕食はクラムチャウダーにしたらほっこり美味しくできたので、作り方をご紹介します。
アメリカの典型的なクラムチャウダーの作り方とはちょっと違う、簡単で美味しいクラムチャウダーレシピです。
ぜひ新鮮なクラムが手に入るときに試してみてくださいね。
ではでは、作り方です。
材料(2人分)
- マニラクラム 1パウンド (453 g)
- ポロ葱 1本
- じゃがいも(Russet potato) 1個
- バター 大さじ1
- ベーコン 8㎜厚さのもの1枚
- Swanson チキンブロス 1缶 (14.5oz = 428cc)
- 白ワイン 好みの量
- 生クリーム(Heavy cream) 好みの量
- パルメジャーノ・レッジャーノ 好みの量
- イタリアンパセリ 好みの量
- 塩
- 黒こしょう
作り方
1.ポロ葱は緑の固い部分を切り落とし、白い部分を縦に十字に切って4等分にして、3ミリくらいの薄切り。
2.じゃがいもは皮をむき、縦4等分にして幅1㎝くらいのイチョウ切り。
3.ベーコンは1㎝くらいの角切り。
4.鍋を熱し、バターを入れて溶かし、中火にしてベーコンを入れて脂を引き出す。
5.ポロ葱を加え、塩少々をふり、しんなりするまでじっくり炒める。
6.チキンストック、ワイン、じゃがいもを加え、じゃがいもがほろほろ崩れるくらいまで煮る。好みでじゃがいもをつぶす。
7.マニラクラムを加え、殻が開くまで煮る。殻が開かなかったクラムは取り除く。
8.生クリーム、すりおろしたパルメジャーノ・レッジャーノを加え、塩、黒胡椒で味を整える。
9.お好みでパセリのみじん切りを散らす。
材料・作り方メモ
- アメリカのクラムチャウダーの作り方は、缶詰のクラムと玉ねぎ、セロリ、じゃがいも、にんじんなどを使い、チキンストックではなくクラムジュースを使うのが一般的です。
- マニラクラムは、別鍋で1㎝深さくらいのワインと一緒に沸騰させて殻が開くまで蒸し煮にして、殻から身をはずし、身と鍋に溜まったワインの煮汁をスープに入れても美味しくできます。クラムの鮮度が不安なときはこの方法で殻が開くか確認すると安心ですね。
- 白ワインはバニラ風味のないものが料理に使いやすいと思います。この日使ったのは、最近気に入っているチリ産のシャルドネ・ヴィオニエブレンド。トレーダージョーズでたった3.99ドルの日常使いお手軽ワインです。ライオンのラベルです。
- ポロ葱がないときは玉ねぎのみじん切りで。
- ベーコンは厚さによって枚数を調整してみてください。
- チキンストックはお好みのブランドのものでいいですよ。
- 生のクラムがないときは缶詰で代用できると思いますが、生を使うほうが断然身がふっくらして美味しいです。クラムを噛めば噛むほど味が染み出してきます?
おわりに
いかがでしたか?
このクラムチャウダーはパンとよく合いますよ。
寒い日には暖かいスープで身も心もほっこりしてみてくださいね?