引き続きマルセイユのノートルダム大聖堂の4枚の写真から受けたインスピレーションをもとに記事を書きますね。
この写真から感じられる言葉は Calm。
ここでいう Calm は冷静で落ち着いた様子を指します。
Calm is a superpower という表現、聞いたことがありませんか?
「Silence is a virtue 沈黙は美徳なり」という言葉を残したベンジャミン・フランクリン(100ドル札のあの人です)の13徳のひとつ「Tranquility is a virtue 平静は美徳なり」とも似ていますね。
この写真を撮ったのは2020年3月10日。
2つ前の記事にも書いた、ミストラルが吹き荒れていたのにまったく風が写りこんでいない写真の中の1枚です。
この天使は大聖堂への階段の途中に座っているのですが、
最初に見た時から、「わたしたちは守られているので騒ぐことはない」、と天使が言っているようにしか見えませんでした。
そう、
無駄に恐れる必要はないのです。
わたしたちに今できることは、新型コロナの流行が収束するまで、できる限り家にいて感染する機会を減らし、医療崩壊を防ぐことです。
それさえできれば、こんな時期だからと必要以上に自粛することなく、できる範囲であなたのやりたいことをしていいんですよ。
この新型コロナの非常事態は、ハリケーンや地震などの自然災害と違って、水や電気が通っていてインターネットにも普通につながるので、外出できなくてもできることがたくさんあるんです。
物理的に無理なこと(たとえばジムが閉鎖しているのでずっと続けている運動ができない、とか)も色々とあると思いますが、クリエイティブに考えてみると何か良いアイディアが見つかるかも。
Zoom を使って音楽活動、武道やヨガのレッスン、お茶会。
美術館のバーチャルツアーや、シンフォニーやバレエのバーチャルリサイタル。
有名人が子どもの本を読み聞かせしたり、有名な絵本作家が視聴者と一緒にお絵かきをするオンラインライブ。
有料のオンラインクラスが無料や割引になっているケースも見かけます。
普段は多忙な憧れのインストラクターが、自宅待機を利用して個人レッスンをしているかもしれません。
気になっていた本を1年前に買ってほったらかしにしているあなた、
今がその本を読むチャンスですよ。
今日も生きていることに感謝しながら、
騒がず、無駄に恐れず、
クリエイティブに過ごしてみてくださいね。
Stay safe?