今日は、ある日突然、自分の魂と肉体がまったく別個の存在だと気づいてしまったときのことをお話しします。
あ、こんなこと言ってますが、別に何かの宗教に傾倒しているとか(無宗教です)、教祖になろうとしているとか、魂を清めるための壺のおすすめベスト10記事を作成中とか、そんなことはまったくありませんのでご安心を。
このことを書こうと思った理由は、同じ経験をしているひとや、実は生まれつき知ってるというひとが他にもいるはずだと確信しているから。
で、その中には、まわりからヘンだと言われているひとや、自分ってヘンなんじゃないかと悩んでいるひともいるかもしれないな、と思ったからです。
ですので、あなたはヘンじゃないよ、大丈夫、とそんなひとたちの肩をポンポンしてあげるのがこの記事の目的です。
また、魂と肉体が別って何ソレ?と単純に興味のあるかたや、ユキさんまたヘンなこと言ってる~どうしちゃったの~クスッというかたも、ぜひ読んでみてくださいね。
[toc]
友人へのメール
冒頭に、魂と肉体が別モノだと気づいたと書きましたが、当時あまりに衝撃の体験だったので、友人に詳細をメールしていました。
そのメールはちょっとダラダラ書いてしまっていますが、これを読んでいただくのが一番リアルだと思います。
以下、メールのスクリーンショットです。
こんなメールを突然送り付けられた友人、きっと戸惑ったことでしょう^^
全然改行してないし(呆)
彼女はわたしより500倍くらい大人で、いつもとりとめのないはなしを聞いてくれるので、本当にありがたい限りです。
ちなみに、文中の「メーガンなんとか」、正しくはメーガン・トレイナー(Meghan Trainor)で、歌は 当時ヒットしていた 「No」 です。
そして、白いインクで消した箇所にはわたしの娘の名前が入ります。
メールには一昨日と書いているので、事件から2日たって少し落ち着いたけど、衝撃冷めやらぬってかんじですね。
本当に、こんなことが突然自分の身に起こって大衝撃だったのですよ。
涙の理由
良く晴れた早朝だったのですが、わたしは勝手に涙がボロボロこぼれるままスワン・ロードの上り坂を運転していました。
涙がこぼれたのは、嬉しいとか悲しいとか、そういうことではなく、感動というのもちょっと違う…。
たぶん英語の awestruck が一番近いと思います。
(awestruck の日本語の直訳は「畏怖の念に打たれた」です。)
悲しくもないのに涙が勝手にボロボロ出てくるなんて、生まれて初めてでしたね。
魂と肉体=空気と車?
メールでは「魂」と書いていますけど、実際のかんじは、無職透明の空気のような目に見えない、重さもない存在です。
見えないけど確実に存在している。
説明がちょっと難しいんですが…これが異次元ということなのかもしれないですね。
わたしたち一般人が現在認識(perception)できる次元の世界にはない存在です。
で、身体はその魂がしたいことをするための道具。
だって、魂には手も足もないので、魂だけではどこにも行けないし(いや、行けるのかな?)何もできませんものね。
当時のわたしは、メールに「身体は車みたいなもの」と書いていますが、英語の car よりは vehicle を思い浮かべていただけるとしっくりきます。
vehicle には 「a thing used for transporting people or goods=人やものを運ぶもの」という意味に加え、
「a thing used to express, embody, or fulfill something=表現したり体現するために使用するもの、目的を満たす手段」という意味もあります。
vehicle の語源はラテン語の vehere で「運ぶ」という意味です。
う~ん、vehicle って調べれば調べるほど肉体を表すのにぴったりの言葉です。
魂は消えない
「魂は消えることはないから、死ぬことを悲しがったり怖がったりしなくていいみたいな?」
これはきっと真実ですね。
わたしは折角こんなことを悟ったのに、死ぬことは怖くはないけど、愛する人とお別れするのはイヤです(笑)
修行が足りませんね。
魂と肉体がお互いをケアしあう
「いろんなことを感じるのは魂サイドで、考えたりする脳は身体サイドだとすると、両サイドがちゃんとケアしあうのが幸せの秘訣なんじゃないか、とか」
これって、身体のメンテナンス的なケアをちゃんとしてあげるっていうのもあるし、
このブログのコラムでよく書いている、「脳の状態を見守ってあげてなにか問題があったらすぐに対処してあげる」のもそうですよね。
人生はRPG?
このメールを今日読み返すまで、「人生はRPG」って言っていたことを忘れていました。
あ、RPG は Role-Playing Game ロールプレイングゲームのことです。
私は面倒くさがりなのでゲーマーではないのですが、娘が筋金入りのゲーマーでした。
娘がキャラクターを使ってゲームの世界で移動したり戦ったりするのと、わたしの魂がわたしの肉体を使って旅したり食べたりするのは、コンセプト的に同じではないですか?
ゲームでは、娘がそのキャラクターを使ってしたことに応じてレベルが上がったり、お金、特殊能力、武器、移動手段が手に入ったりしますが、
わたしの魂がわたしの肉体を使ってしたことに対しても同じようなことが起きますよね?(武器や移動手段のドラゴンなんかはともかく^^)
で、娘のキャラクターは殺されたら死んじゃうんですが、娘は生きてるので、また新しいキャラクターを選んで遊べますよね。
わたしもいつか死ぬんですが、魂がまた違う肉体を選んで一からスタートするのかもしれません(この部分は知らないので断言できません)
RPGの世界と、魂が肉体を借りてる世界って、似てるとこ多すぎです。
魂が肉体というキャラで遊ぶ
さっき、娘があたらしいキャラクターを選んで遊ぶ、と書きましたよね?
これね、わたしたちの魂も、わたしたちの肉体を使ってこの世で遊んでいるんだと思いますよ。
魂にどの肉体にするかの選択権があるのか、選択権はなくて宝くじ的なものなのか気になるところです。
それにしても、遊びといってもひとの人生まるごとなんだから、スケールが壮大で遊び甲斐がありそうですね!
ゲーム目線で人生を見る
わたしは娘と一緒の部屋にいるときに、ときどき彼女がゲームをしている画面を見ていました。
それで思ったんですけど、傍観者の立場で人生というゲームを見てみるのも、ときには有効かもしれませんよ。
たとえば、ゲームの画面にあなたというキャラクターがいるとします。(心行くまで美男美女に変身してみてください^^)
あなたのキャラがイキイキと様々な場所を旅する様子、見ていてきっと楽しいですよね。
たとえ泣いたり悩んだりしても、あなたは美男美女なのできっと絵になっているハズです。
でも、あなたのキャラが言い訳ばかりしていて全然動かなかったら、画面がいつ見ても同じで、見るの飽きちゃいますよね。
見ていてつまらないから、もう!早く次行こうよ、次!と思いませんか。
また、画面をズームアウトしていくと、徐々に自分を囲むほかのキャラクターの位置や動きが、また、世界全体の様子が見えて、次はどこを攻めるから、そこに行くにはルートはこう…とか戦略が立てられますね。
ね!ゲーム目線で人生を見るって、意外と使えそうじゃないですか?
幽霊の謎
さて、魂と肉体が別モノだということはわたしは確信していますが、すると説明のつかないことが出てくるのです。
それはですね…、魂は無色透明で見えないはずなのに、どうして人間の姿かたちをした幽霊がいるのか?
なぜなんでしょう?
というのも、わたしは日本にいたときに幽霊を見たことがあって、最後に見た幽霊は人間の姿かたちだったんです。
ある夜、長崎空港のある大村から佐世保へ向かって夜遅く車を運転していると、国道脇をひとりの男性が歩いていました。
通り過ぎてからはっと気づいたのですが、彼は日本兵の帽子をかぶり、軍服を着ていたのです。
コスプレではないと思います^^
もう20年以上前のことで、幽霊はそれ以来一度も見ていません。
わたしとしては怖いのが見えるのは嫌なので、なにも見えないほうが都合がいいです。
ちなみに、その日本兵の彼はぜんぜん怖くありませんでした。
あとでお坊さんと話す機会があり聞いてみると、怖くない幽霊のほうが多いとおっしゃっていました。
それにしても、やっぱりわからないなぁ。
魂にはホログラフを作り出す能力があるとか?
これも、一般人には認識できない次元の世界のなせるワザなのかしら?
うーん、気になる。
ヘンなひとと思われる?
実は、魂と肉体が違うとわかったことは、片手で足りるくらいの人にしか話していません。
なぜかというと、こんなことを話すと、ヘンなひと、とかイッちゃってるひととか思われそうだから。
言わないにこしたことはないだろうというスタンスでいたんです。
幽霊をみたことがある話はもうちょっとしています。
なぜなら、こちらのほうは意外と人口多くて受け入れてもらいやすいからです。
ただね、他人って意外と大人なので、あまり簡単にヘンなひと認定ってしないんじゃないかなと思います。
ヘンなひと、イッちゃってるひと、と認定されてしまう人は、その話ばかりして、自分の意見を相手に押し付けまくる傾向にあるみたいです。
もしあなたが、自分の意見を押し付けたりしつこくはしていないのに、ヘンなひとと言われてて気にしているなら、気にしなくていいんですよ。
自分が信じることを信じ続けていればいいだけです。
おわりに
あなたの魂は、あなたの肉体を使って何をしたいのでしょう?
いったいどんなふうに遊びたいのでしょう?
どうですか?
魂と肉体が別モノだと知っているひとも、さっぱりピンとこないひとも、ちょっと考えてみてください。
え? どうしても答えがわからない?
大丈夫、いい壺がありますよ。
ほかのコラムも読んでみませんか?⇒コラム記事アーカイブ