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理想のシュークリーム
みなさんはシュークリームお好きですか？
わたしの理想のシュークリームは、バニラビーンズを使ったクレームブリュレに近い正統派カスタードクリームと甘さ控えめの生クリームの二層仕立て、そして絶対に外せない条件がシュー皮が焼きたてのごとくカリッとしていることです。
しかし、アメリカで非大都市に住んでいると、そんなシュークリームに巡り合えるチャンスは限りなく少ないのです。
エクレアはわりと見かけますが、プラスティックの容器に入って冷蔵ケースの中に置いてあるので、シュー皮が水分を吸ってカリっとは程遠い残念な代物になっています。
そこでやる気を出して手作りすることになるのですが…。
生地を火にかけながら練り練りして天板に絞り出し、お願い膨らんでね！とオーブンに入れ、同時に温めた牛乳にバニラビーンズをしごき出してカスタードクリームを作り、生クリームも泡立てます。
そしてもしも高度の高いところに住んでいたりしたら、気圧の関係でレシピ通りではシュー皮は膨らまないので自分で試行錯誤してレシピを調整。
結構手間がかかるのです。
外側カリッ！ビアードパパのパイシュークリーム
そんなある日、クパティーノのマルカイのすぐ近くに、ビアードパパのお店があるのを発見しました。
実はわたしは日本でビアードパパのシュークリームを食べたことがありませんでしたので、お店に入ってみます。
カフェっぽいお店かと思いきや、小さな店内は失礼ながら殺風景。
まったくお洒落ではありません。
ウィンドウに面したカウンター席がありますが、よっぽど今すぐ食べたいという人以外はそこで食べないだろうな、というかんじ。
*アップデート：その後改装されて現在ではだいぶ綺麗になっています^＾
でもでも、店内の雰囲気はともかく、パイシュークリームは絶品です。
カウンターで注文すると、その横の作業エリアでシュー皮にクリームを詰めて粉砂糖をふってくれます。
わたしの理想のカリっとしたシュー皮。
そしてマーブル状に合わせられたカスタードクリームと生クリームがとろ～り?
すぐさまお気に入りのおやつリスト入りです。
チョコレートクリーム、エクレア、月替わりのスペシャルクリームなどいろいろ食べてみましたが、やはり王道はオリジナルパフのバニラクリームでしょう。
毎回クパチーノに滞在するたびに一度は食べてしまうほどハマってます。
ちなみに、シュークリームは英語では Cream Puff です。
わたしが行ったビアードパパはクパティーノのマルカイのあるショッピングセンターに入っています。
19748 Stevens Creek Blvd
Cupertino, CA 95014
意外と海外店舗の多いビアードパパ
ビアードパパはカリフォルニア州をはじめ、オレゴン、ワシントン、ニューヨーク、マサチューセッツ、そしてカンザスにお店があります。
特にカリフォルニア州にはあちこちにあるのですね！
外側カリッ、クリームとろ～りのシュークリームが恋しい方、おススメですよ~。
