トレーダージョーズのおすすめその2。
今日はうちの常備品のひとつ、薄焼きビスコッティ Almondina をご紹介します。
香ばしいアーモンドとレーズンの薄焼きビスコッティ
トレーダージョーズ(以下トレジョ)のお気に入りお菓子の中で特にリピート率高いのが、今日ご紹介する薄焼きビスコッティ Almondina です。
カリっと焼かれたあまり甘くない生地に、香ばしくトーストされたアーモンドとレーズンの濃縮された甘さで、何枚でも食べられます。
材料にはアーモンドが24%も使われていて、卵は卵白のみでバターなどの油脂や添加物は入っていません。
トスカーナ地方の食べ方で食べてみよう
ビスコッティをコーヒーに浸して食べる食べ方は広く知られていますが、もしあなたがアルコールOKなら、ワインに浸す食べ方はおすすめですよ。
ビスコッティをワインに浸すのは、イタリア、トスカーナ地方の伝統的な食べ方なんです。
定番は、トスカーナ地方特産のヴィン・サント(Vin Santo)とアーモンドやドライフルーツ入りのビスコッティ。
ヴィン・サントは「聖なるワイン」という意味のデザートワインで、藁の上で乾燥させて糖分を凝縮させたぶどうから造られたことから、藁ワインとも呼ばれています。
トスカーナ地方のアレッツォという街の小さなトラットリアで、お店のご主人がビスコッティとヴィン・サントをデザートに出してくれたのですが、ブランデーのような深い味わいの琥珀色のワインに、サクッと軽い食感のビスコッティが相性抜群でした。
イタリアで食べてきたビスコッティのおはなし:
ヴィン・サントとビスコッティ:アレッツォのトラットリアでの美味しい記憶
あまりにも気に入ったので、帰国後も食べたいな~と思っていたときに、トレジョで Almondina を見つけました。
それをたまたま家にあったトレジョの赤ワインに浸して食べてみたら、美味しくて?
デザートワインでなくても美味しいんだ!と嬉しくなり、それ以降ヴィン・サントにこだわらずビスコッティタイムを楽しんでいます。
Almondina に入っているレーズンとワインの風味が調和して引き立て合うかんじです。
赤ワインだけでなく白ワインでも美味しいですよ。
Almondina は薄焼きだけど、しっかり焼かれてぎゅっと濃縮された硬さなので、ワインに浸してもそう簡単にふやけてぐしゅぐしゅにならないところが好きです。
合わせるワインはあなたが好きなもので試してみてくださいね。
ちなみに、わたしがこのビスコッティとよく合わせるのは、この夏気に入ってリピートしているこのトレジョワイン。
南仏のワインっぽい濃厚な味で、ほんのちょっと甘さもあります。
以前ブフ・ブルギニョンのレシピを紹介したときにも登場したワインです。
昨日のお値段は1本5.99ドルと、お財布が痛まない嬉しさ。
フランスワインの棚にありますよ。
Almondina Secret
Almondina は冷凍食品の上の棚のお菓子が並んでいるところにひっそりと置いてあります。
ひっそりとと書いたのは、パッケージがあまり大きくないので目立たないんです。
でも、美味しいのでぜひ見つけてみてくださいね。
そして、Almondina はトレジョにありながら実はトレジョブランドではありません。
Almondina のウエブサイトを見てみると、トレジョで売られているオリジナルのほかにチョコレート味や、一口サイズなど商品展開しているみたいです。
トレジョではビスコッティとして売られているので、てっきりイタリアンファミリービジネスなのかと思ったら、作っているのは意外なことにオハイオにあるイスラエル系のファミリー企業。
パッケージをよく見ると Biscotti ではなく Original Biscuits と表示されています。
さらに、裏面には Kosher(カシェル:ユダヤ教の戒律に適合した適正食品 )の表示も。
そして、トレジョおススメ記事をここまで書いた後発見したのは…あれっ?トレジョだけでなく、スプラウトやウォルマートでも売られてますね??
スプラウトはよく行くけど、野菜とお肉目当てなのでお菓子売り場にはほとんど寄らないし、ウォルマートは近所にないので知りませんでした?
ほかにも、アマゾンや Almondina Secret のオンラインショップでも買えるようです。
でも、トレジョで売られているのは事実なので、このままトレジョのおすすめということでご紹介して、いいですよね?
おわりに
いかがでしたか?
ビスコッティ(Almondina は厳密にはビスケットですが?)をワインに浸して食べるトスカーナ地方の食べ方、ぜひ試してみてくださいね。
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