2020年3月、フランスが新型コロナウイルス対策で国を閉ざす直前のことです。
ミストラルと呼ばれる冷たい突風が吹き荒れる早朝のマルセイユで、
港を見下ろす丘の上に建つノートルダム大聖堂を訪れ、世界中の人が健康で安全で幸せであるようにとお祈りしてきました。
ちなみに、こんなことを書くとわたしがさも敬虔なクリスチャンのようですが、実はどの宗教にも属していません。
しかしながら、祈りのパワーは実感しているので、教会に限らず個人の祈りのパワーを増幅してもらえる場所を訪れたときは、お祈りさせてもらいます。
そして自分や家族のことはもちろん、地球に生きるすべての人、存在するすべての生き物のこと、そして、地球と宇宙が平和であるようお祈りします。
さて、帰国してノートルダム大聖堂で撮った写真を改めて眺めてみると、気になる写真がいくつかありました。
特に、この記事冒頭の4枚には何か特別なものを感じ…。
中でも、祭壇の写真以外の3枚に、あれっ?と引っかかることがあるのです。
何が引っかかるのかというとですね…、
それは、この日の朝、あんなに吹き荒れていたミストラルが写真にまったく写りこんでいないんです。
え?ビデオじゃないんだから、風なんて写るわけないじゃん!って今思いました?
思いますよね~^^
でも、写真をたくさん撮る方にはきっとわかっていただけると思うのですが、
写真には温度、音、感情などが写りこみますよね?
たとえ風を想起させるもの、たとえば風にたなびく髪、植物、旗、雲などが写っていなくても、です。
それなのに、ビデオを撮るとゴーーーーッという音が入るほどの強風の中で撮ったこの3枚の写真には、音声をミュートにしたかのような静けさしか写っていないのです。
なぜかしら…?
それは、もしかしたら風以外に私が見出すべきメッセージがあるからなのでは…?
とはいえ、天使がし~っ、静かに、という仕草をしている写真以外はなかなかピンと来ず…。
それで、この大聖堂のことやマルセイユの歴史を調べていると、
あ~なるほどこれか!という事実が見つかりました。
同時に、写真からわたしが何を記事にしてお伝えしたらいいのかもわかってきました。
というわけで、次回からはそれぞれの写真からのインスピレーションをもとに書いてみたいと思います。
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