折角シチリアにゆかりのあるサンディエゴのリトルイタリーに来たら、シチリア名物のアランチーニ(Arancini)もぜひ食べてみたいですね!
アランチーニは、リゾットに溶き卵やチーズを混ぜて、中心に具を入れて丸め、パン粉をつけて揚げたライスコロッケ的なものです。
アペタイザーとしてリトルイタリーのレストランメニューでも多く見かけました。
Barbusa のメニューのアランチーニは、ショートリブ、マッシュルーム、パルメジャーノ・レッジャーノ、そしてトマトの詰め物入りと、ファンシーで美味しそう。
Nonna のアランチーニはサフランライス、ビーフラグー、モッツアレラ入り。
もう一軒、Monello のストリートフードランチメニューのアランチーニは、サフランリゾットとマリナラソース。
わたし的にはアランチーニには肉系の具が入っていてほしいので、この中でオーソドックスにラグー入りの Nonna のアランチーニをテイクアウトしてみました。
ちなみに、アメリカの大抵のレストランでは店内で食べるメニューでもテイクアウトできるので、外食は気分じゃないなってときなどとても便利ですね。
Nonna でホステスのお姉さんにテイクアウトしたいと伝えると、テイクアウトは Zucchero のカウンターでどうぞということだったので、前日カノーリを買ったカウンターへ。
アペタイザーメニューのアランチーニより大きなサイズのテイクアウト用アランチーニもあって、レンジで温めてくれるそうです。
でも、わたしはレンジで温めたのではなくて揚げたてが食べたかったので、あえてアペタイザーのアランチーニを注文しました。
お姉さんは数分でできます♪と言っていたものの、20分ほど待ったかな…。
ちなみに、リトルイタリーのお店のサービスはどちらかというと遅めで、どのお客さんの注文だったのかわからなくなって迷走しているウエイターさんも時折見かけました。
ですので、日本的な迅速で気の利いたサービスは期待せず、ゆる~く構えて出かけてみてください。
さて、アランチーニ3つ、来ました!
ホテルに持ち帰り、早速割って中身を確認。
おお!
チーズが糸をひいてます!
ごはんはサフランリゾット、具はお肉のトマト煮込みとグリーンピース。
パン粉は日本のパン粉よりきめ細かいイタリアンなパン粉で、キツネ色にカラッと揚げてあります。
ついてきたソースは、ただのトマトソースではなくミートソースなのが嬉しい。
素晴らしいです。
そしてパルミジャーノ・レッジャーノ。
まだ何もかも温かいので、ミートソースにパルミジャーノ・レッジャーノを混ぜるととろけます。
そのとろけたところを割ったアランチーノですくって、ひとくち。
ああ?
これは美味しい。
わたしの理想的なアランチーニです?
外側のカリッと感と、リゾットのしっとり具合、具の素材感のコントラストが絶妙です。
ミートソースの味付けは濃い目で、お肉もたっぷり入っています。
アランチーニ1.5個でかなりおなかいっぱいになりました。
リトルイタリー圏外のこのお店のアランチーニも美味しそう!
レビューサイトで見つけたRoma Expressのアランチーニが美味しそうな上、3つで$4.99とお値段もリトルイタリーの半額以下です。
カノーリも美味しそう?
今回は試すチャンスがなかったのですが、またサンディエゴに行く機会があればぜひ立ち寄ってみたいお店です。
あなたがビールがお好きなら、近くに Stone Brewing World Bistro & Gardens もありますよ。
Liberty Public Market
2820 Historic Decatur Rd
San Diego, CA 92106