アリゾナの食べ歩き情報をお伝えしている Tucson Tuesday。
この連載では、わたしが友人からおススメを聞かれたときに教えてあげるお店を、お店の承諾なく勝手にとりあげています。
今日はツーソンでわたしのラーメンオヤジ化を加速させてしまうかもしれない危険なヌードルショップ Noodleholics をご紹介します。
1年前にオープンしていたのにノーマークだったお店
夕方6時半。
ガラス張りのお店は Grant St 沿いのストリップモールの一角にあって、結構お客さんが入っているのが外から見えます。
お店のインテリアは白黒を基調とするクリーンでカジュアルなかんじ。
レジで注文してお金を払うと番号のサインをくれて、料理ができたらテーブルに持ってきてくれるシステムです。
これだと、食べ終わった後にサーバーさんがチェックを持ってきてくれるのを待たずにお店を出られるので、ささっと食事を済ませたいときにいいですね。
レジでメニューを見ると、うーん全部美味しそうですぐに決めるのはムリ!
レジの女の子にどれが人気があるのか聞いてみると、ハウス・ワンタン麺(House Wonton)と台湾牛肉麺(Taiwan Beef)とのこと。
牛肉麺は実は食べたかったし、ワンタン麺もよさそうなので、その日は素直にそのふたつを頼んでみました。
小さな二人掛けのテーブルに座って、ふと気が付くと店内は満席。
レジにはずらりと人が並んでいます。
駐車場で見かけたお金持ちアジア人学生の新品の10円玉のような色のポルシェの話題で盛り上がっていると、黒い大きなどんぶりが運ばれてきました。
おおっ!!!
量が多い!
そして美味しそうではないですか!
ハウス・ワンタン麺
まずはワンタン麺から食べてみます。
最初にスープを一口。
これは!
澄んだ鶏ガラに海老やワンタンの豚肉の風味、ゴマ油がほどよくアクセントになった塩ラーメンの味です。
具は肉のぎゅっと詰まった大きすぎないワンタンとぷるんとした海老、鶏の胸肉のスライス、焼き豚、青梗菜、シラントロ、そしてネギ。
具だくさんに負けないボリュームの麺がスープに沈んでいます。
麺はお店で手打ちだそうで、わたし好みの太目のコシのある麺です。
スープがクリアなのであっさりしているように見えるけど、物足りなさはまったくありません。
あ~もうめちゃめちゃ気に入りました。
台湾牛肉麺
牛肉麺は大好きなので、ここのはどんな味かな~♪と期待感高まります。
こちらはホロッと煮込んだ牛肉に、青梗菜、ネギ、シラントロ、そして、高菜のようなお漬物が。
まさか辛子高菜?と目を輝かせて食べてみると、うーん、甘酸っぱい。
辛子高菜とは別モノのお漬物でした。
牛肉麺はワンタン麺と対照的にコクのあるスープで、牛肉麺お約束の五香粉の風味が控えめながらきいています。
このスープも太目の手打ち麺と合います。
スパイシーではあるけど激辛ではなく、ぺろっと食べられますが、牛肉麺もワンタン麺も量は多いです。
おなかをすかせた大学生男子とかが満足する量のイメージ。
美味しいしおなかはいっぱいになるし、大満足してお店を出たのでした。
ダンダン麺
そして1週間もあけずにまた行ってしまったのでした。
わたしは塩ラーメン、いえワンタン麺が食べたかったので即決。
そして、もうひとつはダンダン麺(Dandan Noodle)にチャレンジ。
ダンダン麺は、濃い目の鶏のだしにゴマペーストの溶け込んだスープ。
トッピングはピーナッツをちらした豚ひき肉と大きめの千切りのきゅうり、そしてシラントロです。
これは結構スパイシーだし、豚ひき肉も塩味強め。
その辛いところに生のきゅうりの組合せが合うんです。
今日紹介した中で一番濃いパンチのある味だったので、ちょっとお金を節約したい学生さんとかだと、スープをお持ち帰りにして次の日にご飯を入れて食べるとかもできますね。
ん、でも今どきそんな貧乏学生っているのかな?
Noodleholics 場所とレビュー
3502 E Grant Rd
Tucson, AZ 85716
駐車場はお店の前です。
おわりに
いかがでしたか?
具も麺もたっぷりで、美味しくて、さらに値段が…一番高い麺が11ドルなんて、いいんでしょうか。
あなたも麺好きなら、麺ラブに新しい火がついちゃうかもしれませんのでご注意を。
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